元から研究室では機械学習系の輪講と称して
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をぼちぼち消化し始めている.
予定より遅い気もするけど,自分にも順番が回ってきたのでそんなものかとも思う.
今年は自然言語・論理式系でも輪講をするらしいということで,参加してみた.
自分は別に参加義務とかあるわけではないけれども,せっかくなので.
Natural Language Processing for Prolog Programmers
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いろいろあってこの古いPrologの本を使って輪講をすることになった.
今回は2章中盤に出てくる自然言語文をDOSコマンドに変換するPrologプログラムの拡張.
ML系とは違って事前に読んでくることが前提とされている輪講で基本的に院生が参加.
さて,問題ですが,いろいろと例題プログラムが載っている.それを拡張するのが課題.
自然言語は表現が一意じゃないので,いろいろと大変というのは分かっていたけれども
実際に処理をするのは大変なんだろうなぁ,Prolog自体も僕はよく知りません.
本では表現を絞るためにSimplifyとTransferの2パートに処理を分けている.
こういった処理の流れを自然言語をV,中間発表言語をM,コマンド処理系をCと考えると
なんとなく三層のアーキテクチャが見えた.
[自然言語の世界=View]→代表元に落とす(Simplify)→[中間言語(Modelの世界)]→Transfer→[処理系]
次回はそのうち開かれるけど,それより先に機械学習系の輪講がありそう.
M1としても遊んでられないので,課題とかを終わらせて準備しておこうか.
次の自分のターンは機械学習系でAdaBoostの予定.